物語良品館資料室

ここは、ミステリー小説を中心としつつ、あらゆるジャンルの小説・映画・漫画などから面白そうな作品をピックアップし、良作候補としてその概要を保管しておく場です。どれが良作候補であるかは、「なんか評判がよさそうだから、有名な賞をとったから」などというノリでアバウトに決めています。また、個人的な趣味も色濃く反映されています。もちろん、ここに載っていないからといって良作でないというわけではありません。逆に、必ずしも良作とはいえないけれど、注目すべき作品なども含まれていたりします。それらの点はあらかじめご了承ください。    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆・amazonアソシエイト参加表明文 当サイト、物語良品館資料室はamazonアソシエイトプログラムに参加を申請し、承認されました。ついては規約に従い、その旨を表明致します。

カテゴリ: ミステリ歴史とおすすめ

犯人は読者!究極のミステリーに挑戦した作家たち

最新更新日2021/01/12☆☆☆ミステリーの世界には究極のトリックと呼ばれるものが存在します。それが「犯人=読者」です。本を読んでいる読者がその本の中で描かれている犯罪の犯人であるという事実を作中の探偵によってロジカルに証明する。そんな話を成立させるためのトリ

【台湾】本格ミステリの新たな潮流!華文ミステリ特集【香港】

最新更新日2020/12/31☆☆☆シャーロック・ホームズの登場以来、英米のミステリーは長きに渡って日本人に愛され続けてきました。しかし、常に本格ミステリの最前線を走っていた戦前の姿は見る影もなく、今では社会問題や重厚な人間ドラマを中心とした作品が多くを占めるよう

【氷菓】ラノベミステリーの歴史 平成編【虚構推理】

最新更新日2020/05/24☆☆☆日本のライトノベルはSFやファンタジー要素を含んだジュブナイル小説から発展したものであり、やがてそこにハーレムラブコメの要素が加味されていきます。つまり、ジャンル的にいえばSF・ファンタジー・ラブコメというのがラノベの3大要素といって

【顔のない死体】死体損壊トリックの歴史【バラバラ殺人】

最新更新日2019/08/05☆☆☆”顔のない死体”は密室や一人二役などと並んで古くから存在する、ミステリーにおける主要トリックの一つです。ただ、トリックとしての応用力は乏しいため、このテーマを正面から描いた作品は決して多いとはいえません。しかし、そんな中でも工夫

【火刑法廷】推理と恐怖!ホラーミステリーの歴史【屍人荘の殺人】

最新更新日2018/08/02☆☆☆もともと、ホラー要素はミステリーの小道具としてよく用いられてきました。奇怪な伝説や言い伝えが背景としてあり、実際に呪いや祟りとしか思えない事件が起きるというディクスン・カーや横溝正史あたりがよく用いていたあれです。それは物語にち

おすすめ!SFミステリー【ロジック&サイエンス】

最新更新日2021/04/07☆☆☆もともと、ミステリーはSFやファンタジーとは相容れない存在でした。強固な密室や鉄壁のアリバイも魔法や超科学の前には意味をなさないからです。ところが、ある時そうした魔法や超科学も一定の法則さえ定めれば謎解きを行うことは可能だという事

【マザーグース】おすすめ!見立て殺人ミステリー【童謡殺人】

最新更新日2021/ 04/10☆☆☆殺したあとに死体を飾り立てることにより、ある種のメッセージを残す見立て殺人には強烈な狂気性が秘められています。そのため、読者に強いインパクトを残すことになります。また、一見狂気じみた犯行の中に秘められた犯人の真の意図を暴きだすの

【動機の謎】おすすめ!ホワイダニット【ミッシング・リンク】

最新更新日2020/06/08☆☆☆本格ミステリにおいて動機はなにかと軽んじられがちです。中には「謎解きを主題としたミステリーに動機など不要!」と断じる人もいます。しかし、犯人の動機というものは扱い方ひとつで謎解きの立派な一要素となる魅力的なガジェットなのです。た

【吹雪の山荘】クローズドサークルの歴史 昭和編【嵐の孤島】

最新更新日2021/02/07☆☆☆Next⇒【吹雪の山荘】クローズドサークル・ミステリーの歴史 平成編【嵐の孤島】脱出不可能な閉鎖空間に閉じ込められ、一人また一人と殺されていく。サスペンスたっぷりのムードの中で繰り広げられるクローズドサークルは本格ミステリの中でも密室

【吹雪の山荘】クローズドサークルの歴史 平成編【嵐の孤島】

最新更新日2019/04/30☆☆☆Previous⇒【吹雪の山荘】クローズドサークルの歴史 昭和編【嵐の孤島】昭和の時代には数えるほどしかなかったクローズドサークル・ミステリーですが、1987年に綾辻行人氏の「十角館の殺人」が話題になり、そして平成の世になって以降は爆発的に

おすすめ!多重解決ミステリー【推理合戦】

最新更新日2021/02/05☆☆☆本格ミステリのクライマックスといえば、なんといっても探偵が事件の謎を解き、真実が白日の下にさらされる瞬間です。しかし、そのクライマックスがひとつの物語の中で何度も繰り返して味わえる作品があります。それが多重解決ミステリーです。事

【屍人荘の殺人】鮎川哲也賞受賞作おすすめ12選+1【慟哭】

最新更新日2020/01/12☆☆☆2017年のミステリーランキングを独占し、ベストセラーになった『屍人荘の殺人』。この作品は第27回鮎川哲也賞の受賞作です。同賞は日本で唯一の本格ミステリ小説を専門とした新人賞であり、本格ミステリ作家を目指している人にとって、その受賞は

国内本格ミステリの歴史Ⅰ.戦前の探偵小説

最新更新日2021/04/10☆☆☆Next⇒国内本格ミステリの歴史Ⅱ.戦後の本格ブーム日本は、世界でも類を見ないほど本格ミステリが盛んな国です。しかし、一朝一夕でそうなったわけではなく、その発展の裏には長い歴史があります。一体どのような過程を経て今に至るのか、主要な作

国内本格ミステリの歴史Ⅱ.戦後の本格ブーム

最終更新日2017/12/19☆☆☆Next⇒国内本格ミステリの歴史Ⅲ.社会派推理小説の台頭Previous⇒国内本格ミステリの歴史Ⅰ.戦前の探偵小説第2次世界大戦中、禁じられていた探偵小説が終戦と共に解禁となったことにより、日本では本格ミステリ文化が一気に花開きます。戦前は短編

国内本格ミステリの歴史Ⅲ.社会派推理小説の台頭

最新更新日2018/08/30☆☆☆Previous⇒国内本格ミステリの歴史Ⅱ.戦後の本格ブームNext⇒国内本格ミステリの歴史Ⅳ.量産型ベストセラー作家の時代社会問題や庶民の身近な問題に重きを置き、リアリティのある事件を描く社会派推理小説は松本清張の登場と共に多くの読者の支持

国内本格ミステリの歴史Ⅳ.量産型ベストセラー作家の出現

最新更新日/2019/01/15Next⇒国内本格ミステリの歴史Ⅴ.新本格ミステリ爆誕Previous⇒国内本格ミステリの歴史Ⅲ.社会派推理小説の台頭森村誠一という超大型新人を得たものの、社会派推理小説自体は70年代にはジャンルとしての勢いを失っていきます。代わって注目され始めたの

国内本格ミステリの歴史Ⅴ.新本格ミステリ爆誕

最新更新日2019/1/21☆☆☆Previous⇒国内本格ミステリの歴史Ⅳ.量産型ベストセラー作家の出現1987年は日本ミステリー界にとって大変革の始まりの年となります。講談社ノベルスと島田荘司が仕掛けた本格ミステリ復興運動が若いミステリーファンの心をとらえ、新本格ミステリ

おすすめ!日本の密室殺人ミステリー

最新更新日2018/02/07☆☆☆本格ミステリの歴史を鮮やかに彩る密室トリックは最初のミステリー小説である『モルグ街の殺人』ですでにその萌芽をを見せ、『ビッグボウの怪事件』、『黄色い部屋の謎』などを経て、ジョン・ディスクン・カーの登場とともに大きく花開いていきま

【密室殺人】おすすめ!密室トリックアンソロジー【不可能犯罪】

最新更新日2019/10/11☆☆☆最近ではさすがに斬新なアイディアも尽き、密室トリックが評判になるミステリーもほとんどなくなってきましたが、それでも密室という響きはミステリーファンにとってはなんとも言えないロマンを感じさせてくれるものです。できれば密室トリックを

不可能犯罪の歴史 海外編Ⅰ.ディクスン・カー以前【密室殺人】

最新更新日2019/07/31☆☆☆Next⇒不可能犯罪の歴史 海外編Ⅱ.ジョン・ディクスン・カーの時代内部から鍵のかかっている部屋に死体が転がっている密室殺人、袋小路から忽然と姿を消す人間消失、犯人は空中を歩いたとしか思えない足跡のない殺人など物理的に不可能と思われる現

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