物語良品館資料室

ここは、ミステリー小説を中心としつつ、あらゆるジャンルの小説・映画・漫画などから面白そうな作品をピックアップし、良作候補としてその概要を保管しておく場です。どれが良作候補であるかは、「なんか評判がよさそうだから、有名な賞をとったから」などというノリでアバウトに決めています。また、個人的な趣味も色濃く反映されています。もちろん、ここに載っていないからといって良作でないというわけではありません。逆に、必ずしも良作とはいえないけれど、注目すべき作品なども含まれていたりします。それらの点はあらかじめご了承ください。    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆・amazonアソシエイト参加表明文 当サイト、物語良品館資料室はamazonアソシエイトプログラムに参加を申請し、承認されました。ついては規約に従い、その旨を表明致します。

カテゴリ: 作家別作品レビュー

【亜愛一郎】奇術ミステリの雄!泡坂妻夫おすすめ作品【曾我佳城】

最新更新日2021/01/03☆☆☆戦後の日本に長編本格ミステリを根付かせたのが横溝正史であり、社会派ブームのただ中にあって本格ミステリの火を消させまいと奮闘したのが鮎川哲也だとすれば、社会派ブームの終焉から新本格ブーム勃発までの空白期に中継ぎリリーフ的な役割を果

モース警部の迷走推理!コリン・デクスター作品ガイド

最新更新日2020/08/14☆☆☆60年代を代表する英国本格ミステリ作家であるD・M・ディヴァインと入れ替わるように登場し、70年代半ば以降の英国本格ミステリを牽引していったのがコリン・デクスターです。デクスターはクロスワードパズルのカギ作りの名手として知られ、彼の書

60年代随一の英国本格派!D・M・ディヴァイン作品ガイド

最新更新日2020/07/25☆☆☆シャーロックホームズの登場以来、全盛を誇っていた英国本格ミステリも第二次世界大戦以降は凋落の一途をたどることになります。まず、40~50年代にかけてはサスペンスミステリーの人気が高まり、60年代に入ると、英国ミステリー界全体がスパイ小

【月世界旅行】SF作家の祖!ジュール・ヴェルヌ【海底二万里】

最新更新日2020/04/06☆☆☆ジュール・ヴェルヌはフランスの小説家であり、SF作家の祖だといわれています。SF小説の源流というべき物語自体は太古から存在していましたが、そうした作品をコンスタントに発表した最初の作家だというわけです。一方で、ジュール・ヴェルヌは決

リュウ・アーチャーシリーズ全作品ガイド【ロス・マクドナルド】

最新更新日2020/02/20☆☆☆ロス・マクドナルドは1915年生まれで本名をケネス・ミラーといいます。サスペンスミステリーの三大女王の一人であるマーガレット・ミラーの夫にして自らもハードボイルド御三家の一人に数えられている巨匠です。ちなみに、御三家の残り二人、ダシ

【元祖警察小説】おすすめ!87分署シリーズ【エド・マクベイン】

最新更新日2020/02/04☆☆☆1841年に『モルグ街の殺人』が登場して以来、ミステリー小説の世界における警官たちは長い間無能の代名詞でした。事件の謎を解くのはいつも名探偵で、警官はその引き立て役にすぎなかったのです。1920年代にはF・W・クロフツがデビューしたことに

【緋文字】徹底解説!50年代のエラリー・クイーン【ガラスの村】

最新更新日2019/11/11☆☆☆Previous⇒30年代&40年代限定!エラリー・クイーン作品ガイドNext⇒外典エラリー・クイーン不完全ガイド 【代筆&名義貸し】謎解き一辺倒だった30年代の作風から脱却し、よりドラマ性を重視したライツヴィルシリーズで新境地を切り開いたクイーン

30年代&40年代限定!エラリー・クイーン作品ガイド

最新更新日2019/10/15☆☆☆Next⇒【緋文字】徹底解説!50年代のエラリー・クイーン【ガラスの村】エラリー・クイーンはいわずと知れたミステリー黄金時代におけるビッグ3の一人(コンビ作家なので正確にはふたり)ですが、彼らの作風がユニークなのは約40年間、ほぼ本格ミ

【銅婚式】短編推理小説の名手!佐野洋主要作品ガイド【推理日記】

最新更新日2019/10/13☆☆☆佐野洋は社会派ミステリー全盛期において、鮎川哲也とともに本格ミステリを支えた日本ミステリー史における超重要作家の一人です。しかも、短編の名手といわれて1200篇以上の短編小説を発表しつつも、80作以上の長編作品を残しているという多作ぶ

謎解きと文学の融合!土屋隆夫全長編ガイド【危険な童話】

最新更新日2019/05/27☆☆☆社会派ミステリー全盛の時代に本格ミステリを支えた作家といえば鮎川哲也を始めとして佐野洋、都筑道夫などがいますが、忘れてはならないのは土屋隆夫です。40代でのデビューという遅咲きの作家で、発表した作品の数も決して多くはありませんでし

悪意と謎解き!クリスチアナ・ブランド作品ガイド【緑は危険】

最新更新日2019/05/18☆☆☆クリスチアナ・ブランドがミステリー作家としてデビューしたのは英米におけるミステリー黄金期がちょうど終わりを告げようとしていた1941年です。その頃、読者の多くは名探偵による謎解きよりも、よりリアルな犯罪心理やサスペンス性を求めるよう

【黒いトランク】本格の鬼!鮎川哲也全長編作品ガイド【りら荘事件】

最新更新日2019/02/26☆☆☆鮎川哲也は日本の本格ミステリ史において最も偉大な作家の一人です。作品数自体はそれほど多くありませんが、社会派ミステリー全盛の時代だった50年代後半から60年代にかけて本格ミステリのみをひたすら書き続けた事実は驚嘆に値します。しかも、

【ハードロマン】おすすめ!西村寿行の世界【バイオレンス】

最新更新日2018/11/25☆☆☆2018年現在、ベストセラー作家の西村といえば多くの人は、西村京太郎を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、かつては西村寿行こそが、ベストセラー作家の頂点に立っていました。その名前も今では忘れられつつありますが、1980年代には角川

【神狩り】おすすめ山田正紀!SF・ファンタジー篇【宝石泥棒】

最新更新日2018/08/23☆☆☆Next⇒【女囮捜査官】おすすめ山田正紀!冒険・ミステリー篇【神曲法廷】山田正紀氏はSFファンの間では巨匠として知られ、デビュー以来数々の傑作をものにしてきました。また、90年代以降はミステリー作品もコンスタントに発表するようになり、そ

【女囮捜査官】おすすめ山田正紀!冒険・ミステリー篇【神曲法廷】

最新更新日2018/8/27☆☆☆Previous⇒【神狩り】おすすめ山田正紀!SF・ファンタジー篇【宝石泥棒】70年代半ばから80年代半ばにかけてSF界の中心的存在だった山田正紀氏は80年代後半から突如本格ミステリを書き始めます。これには正直驚きました。それまでもSF作家が余技でミ

【樽】F・W・クロフツおすすめ作品【フレンチ警部】

最新更新日2018/4/21☆☆☆F・W・クロフツことフリーマン・ウイルス・クロフツはミステリー黄金期が到来した1920年に名作「樽」でデビューし、その後も優れた作品をコンスタントに発表していきます。その質と量は黄金期の3大巨匠、クリスティ、クイーン、カーにも匹敵するほ

ポール・アルテ作品ガイド【フランスのディクスン・カー】

最新更新日2020/12/24☆☆☆ポール・アルテはフランスのディクスン・カーと称され、西洋のミステリー作家としては今時珍しい極めてクラシカルなタイプの本格派です。商業デビューは1987年と日本の新本格ブーム到来と同じ年なのも因縁めいたものを感じます。ちなみに、日本で

劇場版アガサ・クリスティ/小説&映画同時レビュー

最新更新日2019/05/03☆☆☆ミステリー黄金時代の3大巨匠と言えば、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、ディクスン・カーの3人ですが、こと大衆人気という点ではクリスティが他の2人を遥かに凌駕しています。それは没後半世紀近くたっても次々と新しい映画が作られてい

 【忘却の巨匠】ヴァン・ダイン作品ガイド【ファイロ・ヴァンス】

最新更新日2018/01/13☆☆☆彗星のごとく現れてアメリカミステリー界の巨匠として君臨し、その後母国では跡形もなく忘れ去られたヴァン・ダインの12長編+αについて解説をしていきます。※紹介作品の各画像をクリックするとAmazon商品ページにリンクしますベンスン殺人事件

外典エラリー・クイーン不完全ガイド 【代筆&名義貸し】

最新更新日2017/12/10☆☆☆Previous⇒【緋文字】徹底解説!50年代のエラリー・クイーン【ガラスの村】エラリー・クイーンはアガサ・クリスティ、ジョン・ディクスン・カーと並ぶ推理小説の黄金期3大巨匠として知られています。徹底的したロジカルな推理へのこだわりとそれを

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