物語良品館資料室

ここは、ミステリー小説を中心としつつ、あらゆるジャンルの小説・映画・漫画などから面白そうな作品をピックアップし、良作候補としてその概要を保管しておく場です。どれが良作候補であるかは、「なんか評判がよさそうだから、有名な賞をとったから」などというノリでアバウトに決めています。また、個人的な趣味も色濃く反映されています。もちろん、ここに載っていないからといって良作でないというわけではありません。作品を格付けするのが目的ではなく、作品の購入&レンタル候補としてチェックしておくためだけのサイトなので、その点ご了承ください。各タイトルのコメントも一部を除いて管理人自身の意見ではなく、ネットなどの最大公約数的感想をざっくりとまとめたものです。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆・amazonアソシエイト参加表明文 当サイト、物語良品館資料室はamazonアソシエイトプログラムに参加を申請し、承認されました。ついては規約に従い、その旨を表明致します。

 【忘れられた巨匠】ヴァン・ダイン作品ガイド【名探偵ファイロ・ヴァンス】

アメリカのミステリー界に彗星のごとく登場し、その後母国では跡形もなく忘れ去られたヴァン・ダインの12長編+αについて解説をしていきます。ベンスン殺人事件(1926)証券会社の経営者であるベンスン氏が自宅で射殺される。有力な容疑者がいるため解決は容易だと考えられ

このミステリーがすごい!2019年版 国内ベスト20予想

 最新更新日2018/01/13☆☆☆このミス2019対象作品である2017年11月1日~2018年10月31日発売のミステリー&エンタメ作品の中からこのミスベスト20の予想をしていきます。  国内版暫定予想順位(2018年1月現在) 1位.U(皆川博子)   傾国の時を迎えようとしていたオスマ

このミステリーがすごい!2019年版 海外ベスト20予想

最新更新日2018/01/15☆☆☆ このミス2019対象作品である2017年11月1日~2018年10月31日発売のミステリー&エンタメ作品の中からこのミスベスト20の順位予想をしていきます。海外版暫定予想順位(2018年1月現在)1位.地下鉄道(コルソン ホワイトヘッド) 19世紀。奴隷少女

国内本格ミステリの歴史Ⅰ.戦前の探偵小説

最新更新日2017/12/18☆☆☆日本は、世界でも類を見ないほど本格ミステリが盛んな国です。しかし、一朝一夕でそうなったわけではなく、その発展の裏には長い歴史があります。一体どのような過程を経て今に至るのか、主要な作品を紹介しながら見ていきます。1889年無惨(黒岩

国内本格ミステリの歴史Ⅱ.戦後の本格ブーム

最終更新日2017/12/19☆☆☆第2次世界大戦中、禁じられていた探偵小説が終戦と共に解禁となったことにより、日本では本格ミステリ文化が一気に花開きます。戦前は短編中心だった探偵小説が打って変わり、長編傑作が次々と発表されるようになったのです。それはちょうと英米に

国内本格ミステリの歴史Ⅲ.社会派推理小説の台頭

最新更新日2017/12/29☆☆☆社会問題や庶民の身近な問題に重きを置き、リアリティのある事件を描く社会派推理小説は松本清張の登場と共に多くの読者の支持を得、一大ジャンルを築いていくことになります。日本が経済発展を遂げる中で生じた社会のゆがみを描いたそれらの物語

外典エラリー・クイーン不完全ガイド 【代筆&名義貸し】

最新更新日2017/12/10☆☆☆エラリー・クイーンはアガサ・クリスティ、ジョン・ディクスン・カーと並ぶ推理小説の黄金期3大巨匠として知られています。徹底的したロジカルな推理へのこだわりとそれを突き詰めていった末に至る「後期クイーン問題」などから熱烈なファンが多い

おすすめ!日本の密室殺人ミステリー

最新更新日2017/3/27☆☆☆本格ミステリの歴史を鮮やかに彩る密室トリックは最初のミステリー小説である『モルグ街の殺人』ですでにその萌芽をを見せ、『ビッグボウの怪事件』、『黄色い部屋の謎』などを経て、ジョン・ディスクン・カーの登場とともに大きく花開いていきます

2017年発売!注目の国内本格ミステリ

最新更新日2018/01/14☆☆☆2018本格ミステリ・ベスト10 [単行本]探偵小説研究会原書房2017-12-07本格ミステリ戯作三昧ー贋作と評論で描く本格ミステリ十五の魅力(飯城勇三)名探偵・神津恭介の元を訪れた男は自分のことを墨野隴人だと名乗る。そして、神津恭介に向かって推

2017年発売!注目の海外本格ミステリ

最新更新日2018/01/12☆☆☆2018本格ミステリ・ベスト10 [単行本]探偵小説研究会原書房2017-12-07三つの栓(ロナルド・A・ノックス)65歳未満で亡くなると保険金が支払われるという安楽死保険。ただし、自殺の場合は無効。さて、この保険に加入していた資産家が保険の破棄を

2017年発売!注目の国内サスペンスミステリー&警察小説

最新更新日2017/11/27☆☆☆このミステリーがすごい! 2018年版 [単行本]宝島社2017-12-09ホワイトラビット(伊坂光太郎)誘拐グループの一員である兎田は愛する妻と満ち足りた日々を過ごしていた。しかし、ある日、その妻が何者かに誘拐されてしまう。彼女を取り戻すにはある

2017年発売!注目の海外サスペンスミステリー&警察小説

最新更新日2018/01/15☆☆☆このミステリーがすごい! 2018年版 [単行本]宝島社2017-12-09湖の男(アーナルデュル・インドリダソン)湖の底で発見された白骨死体は頭蓋骨に穴が開き、体にはソ連製の盗聴器が巻きけられていた。捜査を進めるエーレンデュルたちはやがて30年前の

2017年発売!注目の国内冒険小説&ノワール

最新更新日2017/12/11☆☆☆このミステリーがすごい! 2018年版 [単行本]宝島社2017-12-09地獄の犬たち(深町秋生)警視庁を揺るがす重大な秘密を握る巨大暴力団組織の会長・十朱。彼を抹殺するために潜入捜査官の出月は名前も顔も変えて組織に潜り込む。そして、殺しも辞さな

2017年発売!注目の海外冒険小説&ノワール

最新更新日2018/01/02このミステリーがすごい! 2018年版 [単行本]宝島社2017-12-09スパイたちの遺産(ジョン・ル・カレ)退職し、年金生活を送っている元スパイのピーター・ギラム。彼は突然、イギリス情報部に呼び出される。かつてジョージ・スマイリーが作戦指揮を執り、そ

2017年発売!注目の国内SF&ファンタジー小説

最新更新日2018/01/04コルヌトピア(津久井五月)2084年。人類は植物の生理機能を演算に活用するフロラという技術を生み出していた。東京は23区全体をグリーンベルトに取り囲まれ、人々はうなじに人工の角をつけてコンピューターとアクセスしている。今や東京は世界有数の情

2017年発売!注目の海外SF&ファンタジー小説

最新更新日2018/01/04☆☆☆地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド)19世紀のアメリカ南部。黒人少女のコーラは農園の奴隷として悲惨な毎日を送っていた。ある日同じ奴隷のシーサから逃亡の話を持ちかけられる。最初は断ったコーラだが、ある事件をきっかけに農園から脱出する

2017年発売の気になる漫画を総チェック(既刊5巻限定)

最新更新日2017/12/31☆☆☆個人的に気になる漫画を集めたチェック用ページです。※主に既刊5巻以下のコミックをチェックしています。【我らコンタクティ】冴えないOL生活をしていたカナエはある夜、小学時代の同級生だったかずきと再会し、彼が町工場でロケットを開発してい

【涙香迷宮】竹本健治おすすめ作品【2017年このミス1位】

最新更新日2017/01/10☆☆☆2017年版このミステリーがすごい!において見事第1位をゲットした竹本健治氏は、40年のキャリアを誇るベテラン作家です。そこで、初の1位を記念して、過去に書かれた作品の中でおすすめのものを紹介していきます。匣の中の失楽 (1978)『ドラマグ

【ヘレン・マクロイ】ベイジル・ウィリング博士シリーズ全作品ガイド【本格ミステリの巧者】

最新更新日2017/11/14☆☆☆戦前から戦後にかけて欧米ではすぐれた本格ミステリが数多く輩出されましたが、昭和の時代においては、その多くは日本の読者の目に触れることはありませんでした。アガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、ディクスン・カーなどといったビッグネ

【ノスタルジアの魔術師】恩田陸 おすすめ作品【蜜蜂と遠雷】

最新更新日2016/12/29☆☆☆90年代から高い人気を保ち続け、2017年には第156回直木賞を受賞した恩田陸女史ですが、その作品の数はかなりの数に及び、これから挑戦しようという方にとってはどれから読めばよいのか迷うところでしょう。そこで、デビュー以来、四半世紀の間に発

【密室殺人】おすすめ!密室トリックアンソロジー【不可能犯罪】

最新更新日2016/12/27☆☆☆最近ではさすがに斬新なアイディアも尽き、密室トリックが評判になるミステリーもほとんどなくなってきましたが、それでも密室という響きはミステリーファンにとってはなんとも言えないロマンを感じさせてくれるものです。できれば密室トリックを

不可能犯罪の歴史 海外編Ⅰ.ディスクン・カー以前

最新更新日2016/06/09☆☆☆内部から鍵のかかっている部屋に死体が転がっている密室殺人、袋小路から忽然と姿を消す人間消失、犯人は空中を歩いたとしか思えない足跡のない殺人など物理的に不可能と思われる現象を論理的に解決するのはミステリー小説の大きな醍醐味です。そ

不可能犯罪の歴史 海外編Ⅱ.ジョン・ディクスン・カーの時代

最新更新日2016/06/09☆☆☆1930年に『夜歩く』でミステリー作家としてデビューを果たしたジョン・ディクスン・カーは、次々と独創的なトリックを考案して不可能犯罪のバリエーションを広げていきました。それと並行してカーのフォロワーたちも登場し、不可能犯罪ミステリー

60年代&70年代限定!西村京太郎作品おすすめベスト10

最新更新日2016/06/02☆☆☆西村京太郎氏と言えば、トラベルミステリーの第一人者として知られています。これまで発表されたトラベルミステリーがおおよそ500冊というのですからとんでもない数です。西村氏が初めてトラベルミステリーを書いたのは1978年で、ほぼトラベルミス

海外本格ミステリの歴史Ⅰ.黎明期

最新更新日2016/05/28☆☆☆ミステリー小説が誕生して200年近くになりますが、その間に星の数ほどの作品が登場しました。その中から、まずは本格系ミステリーに絞って、主要作品を紹介していきます。1841年モルグ街の殺人(エドガー・アラン・ポー)世界最初のミステリー小説

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